非常用自家発電設備

設備の概要

用途と仕組み

非常用自家発電設備 写真非常用自家発電設備とは、一般的に、電力会社からの電力供給が途絶えた場合に、自動的に発電機を稼働させて発電を行うものです。

電力会社からの電力供給が再開すると、発電機を停止させ、再び停電に備えて待機します。

ディーゼルエンジンやガスタービン等の原動機を用いて文字通り非常時に発電を行い、停電時の電源を自前で確保することを目的とした設備です。

多くの事業所は電力会社から電気の供給を受けています。しかし、事業所内に非常用自家発電設備を備えることによって、万一、電力会社からの電力供給が途絶えた場合でも最低限の電力を自力でまかなうことができ、生産活動やサービスを継続することが可能となります(事業継続計画 BCP : Business Continuity Plan)。また、停電時に限らず、常用自家発電設備を備えることによって、コストダウンやCO2削減が期待できます。

無停電電源設備(UPS : Uninterrruptible Power Supply)と併用することで、電力会社からの電力供給が途絶えてから非常用自家発電設備による電力供給に切り替わるまでの間(10秒~40秒)、内部に備えた蓄電池(バッテリー)から電力を供給することで瞬間的な停電を防ぐことができます。

原動機力の種類

ディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンは、シリンダ内に吸い込んだ空気をピストンで圧縮し、高温となった圧縮空気中に燃料を霧状に噴射して自己点火を起こし、爆発燃焼させて動力を得る方式です。
ガスタービン
ガスタービンは、まず、圧縮機で空気を吸い込んで圧縮し、燃焼器で燃料を燃焼して圧縮空気を過熱します。高温高圧となった燃焼ガスは続くタービンで膨張仕事をし、熱エネルギーが機械エネルギーに変換されます。
振動が少ない、冷却水が不要などの利点もあります。

導入メリット

停電時でも事業の継続が可能に
原材料や商品の冷蔵・冷凍保管設備、医療機器・情報システム・製造ラインなど中核業務に必要な設備、照明・空調・冷暖房設備・エレベータなどのインフラ設備、消防設備や防犯設備など、停止することのできない設備機器類の電源を自前で確保できるため、停電時における事業継続が可能となります。