コージェネレーションシステム - CGS -

設備の概要

コージェネレーションシステム(CGS : Co-Generation System)とは、石油やガスなどの1次エネルギーから、動力と熱、あるいは電力と熱のように2種類以上の2次エネルギーを取り出す仕組みや設備装置のことです。熱電併給設備とも呼ばれます。

原動機となるディーゼルエンジン、ガスタービン、ガスエンジンなどを動力源とし、電力を得るとともに、それら原動機から放出される排熱を利用して蒸気・温水・冷水を得ることができます。そのため、システム全体としてのエネルギー効率が70~80%ときわめて高くなります。

1980年代後半以降、おもに産業・民生用を対象として、急速に普及しています。日本国内での普及状況は、1998年(平成10年)までに産業用は1123件、発電容量374万キロワット、民生用は1654件、発電容量88万キロワットとなっています。今後も地球規模で重要課題となった環境問題を背景として、省エネルギーシステムとしてのコージェネレーションシステムに対する期待は高く、さらに導入が進むと考えられています。

用途と仕組み

コージェネレーションシステム(CGS : Co-Generation System) 写真このシステムは、電気と熱を同時に作るものなので、電気と熱の両方を同時に使用する施設にとって、大きなメリットがあります。

例えば、病院、ホテル、工場(食品等)、健康センターなどです。 分散型エネルギーとして、送電のロスもなく、ますますエネルギーの有効活用に役立つとされています。

山形県では、山形大学医学部霞城セントラルの他、公共の病院に導入されています。

従来は、事業所がメインでしたが、最近では、燃料電池や都市ガスを利用した家庭用も登場しています。

導入メリット

従来型の発電システムでは、ディーゼルエンジン・ガスエンジン・ガスタービン等から排出される高温の排気ガスをそのまま大気中に放出させていますが、コージェネレーションシステムでは、排熱を排熱回収ボイラ等で可能な限り回収し、冷暖房や給湯などに利用できます。

トータル的な、省エネルギー・コスト削減・CO2削減が期待できます。